〔後〕最初に食べたモノは
2013-02-02


禺画像]
(2012年12月22日)

イスラエル入りして最初に私が口にした食べ物は、なぜか写真に写ってる「あられ(ピーナッツ入り)」であった。
これは自分で持参したものではない。ホテルのカフェテラスで夕食に生ビールを頼んだら、こんな醤油味の「お通し」が付いて来たのだった。
この写真だけだと、日本の居酒屋にも見えなくないが、紙製ランチョンマットに"Jerusalem"と印刷されているように、ここは歴としたエルサレムのお店なのである。

イスラエル到着後いきなりの「あられ」の出現に、最初はちょっと面食らった。
なぜ、はるばる日本からやってきた客に醤油味を出すのか。もし、食べ慣れたものを出してあげるのが客へのおもてなしだと思っているのだとしたら、それは大間違じゃないのかい?
とか、まあ、いろいろ考えながらも、おいしかったので食べちゃいましたけどね。

実は、あられの類は、イスラエルでもポピュラーな食べ物のようで、後でスーパーに行ってみたら、あられが普通に売られていた。
よく考えてみれば、むしろ日本の方が世界各地の料理や食材、輸入食品に溢れているわけで、あられくらいで、何も面食らうこともないのだが。
そうしてみると、普段行き慣れているイタリアが、食に関しては極端に保守的なのかもしれない。

イスラエルの料理は、世界各地で暮らしていたユダヤ人が持ち込んだ様々な料理がアレンジされているとも言われている。様々な民族と宗教が入り乱れたモザイク国家だけあって、食文化は多彩だ。
一部には、なんだこりゃ??という日本食らしきものもあったけれど、イスラエルでの食事は、全体的に楽しくて、おいしくて、安い、という印象だった。
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